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高校生物をまとめてみる

高校の生物教員が、生徒たちへ向けて「生物基礎」・「生物」の内容をまとめています。

【生物基礎】第3章 体内環境と恒常性(体内環境の調節)

1.血糖量調節

血糖量(血糖値)

血液中のグルコース量。自律神経系と内分泌系の働きにより、約0.1%(100 mg/100 ml)に維持されている。

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糖尿病

血糖量が以上に増加し、グルコースが腎臓で完全に再吸収されず、尿中に排出される疾患。

インスリンの分泌に異常がある場合と、標的器官でのインスリンの受容に異常がある場合がある。

 

2.ヒトの体液濃度調節

・体液の浸透圧が低下したとき

視床下部で感知され、鉱質コルチコイドの分泌が増加し、腎細管でのNa+の再吸収が促進される。

 

・体液の浸透圧が上昇したとき

視床下部で感知され、バソブレシンの分泌が増加し、腎細管・集合管での水の再吸収が促進される。

 

3.体温調節

・体温が低下したとき

① 視床下部で感知され、交感神経を通して心臓の拍動が促進される。

② 交感神経や脳下垂体前葉を通してアドレナリン糖質コルチコイドチロキシンの分泌が促進され、発熱量が増加する。

③ 交感神経を通して立毛筋や皮膚の血管が収縮し、放熱量が減少する。

 

・体温が上昇したとき

① 視床下部で感知され、副交感神経を通して心臓の拍動や代謝が抑制される。

② 皮膚の血管が拡張し、交感神経を通して汗腺からの発汗が促進されることで、放熱量が増加する。